今回は仮面ライダー劇中に登場した何気ないセリフにグッと来たというお話です。
皆さんは何のために今の仕事をしていますか?
お金が欲しいから、たまたま試験に合格したから、家族を養うため、無職は嫌だからetc.
働く理由については全ての人が納得できるような答えはありません。
人によって答えはバラバラです。
ただその理由の全てに共通することとして「自分主体である」ということが関わってきます。
お金が絡もうが家族が絡もうが、結局のところ「自分が満足できるか」ということが重要です。
働く意味とやりがいを結びつけるためには、今の自分の仕事に対して「主体的に取り組み満足する」ことが鍵じゃないかと思います。
今回は『仮面ライダー剣』より主人公 剣崎一真の名言から、働くことの意味について考えていきましょう。
ブレイドの基本コンセプトと主人公が戦う理由

© 2004年 東映
『ブレイド』の基本コンセプトは、「職業としての仮面ライダー」です。
主人公の剣崎と先輩の橘(仮面ライダーギャレン)は同じ組織に所属し、仮面ライダーとして闘うことで給料を得ています。
作中のセリフの中にも「これが仕事」「給料」というワードが沢山出てきます。
そんな中で剣崎が「仮面ライダーとして戦う理由」について触れるセリフがありました。
物語で四号ライダーとして登場する仮面ライダーレンゲル。その変身者に選ばれたのは高校生の上城睦月。

© 2004年 東映
彼は仮面ライダーとして特に戦う理由はなく、最初の頃は危険に巻き込まれないように他のライダーからベルトを手放すように勧められました。
しかしこれまで平凡な日常を送っていた睦月は、ある日突然、力を得るようになったことから自分も戦いたいと懇願します。
しかしその理由を問われても答えられない。強いて言うなら「運命だから」。
その曖昧な理由に周囲は非難します。対して睦月は逆に戦う理由を訊ねます。
そこで剣崎が一言。
『これ、仕事だから。誰に押し付けられたわけじゃない、自分で選んだ、命を懸ける価値のある仕事だから』

© 2004年 東映
始めはその理由に納得していなかった睦月。
やがて彼は敵の手で地下に閉じ込められた人たちを生身で救いお礼を言われます。
その笑顔をみた瞬間、「人々の笑顔を守りたい」という理由を見つけ仮面ライダーレンゲルとして改めて戦うことを決意したのです。

© 2004年 東映
仕事のやりがいとは?結局全ては自分次第
冒頭でもお話ししたように、仕事にやりがいを感じるためのポイントは「主体的に取り組み満足すること」です。
「やらされている仕事」と考えてしまい働く意味が見いだせないのならば「自分からやっている仕事」と考え方を変えることで、働く意味が自然と現れてきます。
「仕事」としてみていいのかは謎ですが、僕のこのブログも誰かに言われてやっているわけではありません。自分から進んで始めたことです。
主体的に取り組むとは、「どうすればスムーズに仕事が進むか」「どんな工夫をしようか」と自分の頭で考えることを指します。
自分で考えて工夫したことが上手くいけば自然と楽しくなり、そこで初めてやりがいを感じることができるのです。
剣崎だって睦月だって、他作品の仮面ライダーだって自分だけの戦う理由を見つけたことで「人々の笑顔」に繋がることが分かり、仮面ライダーであることに誇り・やりがいを感じています。
働くことの意味はただやっているだけでは見つけることができず、自分で動いて初めて感じて解決することができます。
飲食店で働く人ならば、ただマニュアル通りの接客やレシピ通りの料理を作るだけではやらされているだけであり面白くありません。
どんな接客をすればお客さんが喜んでくれるのか?どんな盛り付けをすれば美味しそうな料理となるのか?など(仕事に支障が出ない範囲で)工夫を加えることで主体性へと繋がるのです。
つまり全ては自分次第です。
「工夫→やりがい・誇り」という構図が出来上がればどんな仕事でも対応できるかとは思います。

工夫を探し、やりがいを見つけて輝こう
まとめ:自分ができる範囲でできることをやろう
働く意味や仕事にやりがいを感じられるかは自分次第です。
「お金が欲しい」とか「家族を養いたい」という個人的な理由であってもそれをやりがいにすれば良いわけなんです。
だって仕事は自分の為にやっているのだから。
働く意味が分からない人は、まずは自分が楽しい・できると思うことの中から一番好きな作業を考えてみるのが良いでしょう。
ブログ開設したばかりの頃の僕は、手当たり次第に様々なジャンルの記事を書いていました。
でも自分の得意ジャンルだったわけではないので長続きするわけもなくやる気も失ってしまいました。やりがいなんて感じられません。
そこで特撮関係のブログに転向したら、元々僕の得意分野だったともいうところもあってすごくやりやすいです。
ブログという場所で「自分の頭で工夫する」「自分のできることから好きな作業を選ぶ」というのを実践してみたことで、やりがいを感じることができました。
全員にこの方法が通用するわけではありませんが、仕事について悩んでいる人がいるのならば、まず自分が今やっている作業からやりがいを見つけてみましょう。
そして「働く意味」を見つけてみましょう。
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