人って他人に弱い部分は見せないで良い部分だけを見せようとします。

彼氏or彼女にはいつも素敵な自分を見せていたい、部下の前では常に理想の上司として振舞わなければいけないetc.

芸能人なんて常にファンの前では輝いていないといけないから大変ですよね。疲れるね(-_-;)

自分を良く見せようっていうのは良いことです。自分磨きとか自己プロデュースというのは我々発信者にとっては重要なことですし。

ただ注意しなくちゃいけないのは、自分を良く見せるために自分の身の丈以上のアピールをしてしまうことです。

少し挨拶を交わしたくらいで「俺、○○さんと友達だよ~」とか、そんなにお金持ってないのに高級路線に走ったりとか。

見栄を張りすぎると周囲に余計な期待を持たせちゃいますし、その余計な期待に応えるためにまた身の丈以上のアピールをしちゃう。

で、結果的に自分自身を苦しめちゃうと。

でも身の丈以上のアピールですから、言うことと実績が伴わなくて「あ、この人大したことないな」ってバレることが大半です。

というわけで今回は、どうすれば自分を良く見せられるか・どう自分をアピールしていこうか考えている方々向けに

言葉の割には行動が大したことなかった宇宙人を二体紹介したいと思います。

 

 

言葉・実績が比例しているか怪しい宇宙人その①:宇宙帝王 バド星人

まず一体目は、ウルトラセブン 第19話 『プロジェクト・ブルー』に登場した「宇宙帝王 バド星人」です。

© 1968年 円谷プロ

さて、初見の方はこの見た目から帝王っぽさを感じたでしょうか?

サブタイトルにもあります「プロジェクト・ブルー」。これはセブン劇中に登場する科学者が考案した、地球と月を磁力線のバリアで張り巡らせる計画です。バド星人はこの計画を妨害するためにやってきました。

自称・宇宙の帝王だそうで、計画発案者の科学者を拘束した際は(聞いてもいないのに)地球を破壊しに来た旨を語り始め、(聞いてもないのに)過去に知的生命体のいた他の惑星を滅ぼしたことがあるという話をしてきました。

皆さんの身近にもいませんか?隙あらば自分語りって人…。

バド星人は話す感じからしてかなり尊大で自信家な様子。

で、行動面はというと、まず拘束した科学者を特殊な電波によって自白させようとするも失敗。

その後、何も知らずに帰宅してきた科学者の妻を脅迫する作戦に打って出ます。

その脅迫内容は…

「電話の回線を切断し、その後に嫌がらせの電話をかける」「停電にする」「奥さんめがけて照明を落下させる」というものでした。

さすが宇宙帝王!!

© 1987年 荒木飛呂彦 集英社

…はい。

とまあこんな感じで低レベルな嫌がらせを繰り返していました。

ウルトラセブンとの戦闘の際も…

「岩を思いきり投げつけ目潰し攻撃」「命乞いのふりをしてメリケンサックのような武器でセブンの顔面を殴る」

等の卑怯な手段で戦っていました。完全ステゴロのファイトスタイルです。

その後セブンに顔面を掴まれ岩場に数発叩きつけられ、そして身体を持ち上げられ地面に投げつけられ血の泡を吹いてダウン。

わずか一分で敗北という帝王の名が泣くレベルの有様でした💦

戦闘力・知略ともにお世辞にも強敵とは言えないバド星人。唯一誇れるところは、自らを宇宙の帝王と名乗れるところ。

プライドだけは一人前であり、『「こうでありたい」という自信の理想像があり、それがどんどん巨大化している』『実際の自分とかけ離れた自分に近づきたいという思いが「見栄」となって態度に現れる」といったタイプでしょうか?

 

 

言葉・実績が比例しているか怪しい宇宙人その②:海賊宇宙人 バロッサ星人

二体目の宇宙人は現在放送中のウルトラマンZゼットより、第9話『未確認物質護送指令』第10話『宇宙海賊登場!』に登場した「海賊宇宙人 バロッサ星人」です。名前の由来は、赤髭の異名を持った実在の海賊「ハイレッディン・バルバロッサ」と思われます。

© 2020年 円谷プロ テレビ東京

その肩書きの通り、種族総出で海賊家業を行っている宇宙人であり、他の星から奪った数多くの武器や兵器をまるで自分の物のように使って戦います。

宇宙海賊にも色々いるんですね…。

 

ウルトラマンZゼット劇中では、第9話にて宇宙ロボット キングジョーを使って登場(最も、このキングジョーも元々は別の宇宙人が開発したものですが…)。

第10話で、奪われたキングジョーを奪還するために防衛チーム「ストレイジ」の基地に乗り込みます。

その際に女性隊員を操って自身の目的を語りましたが、この時「下等生物の言語を話す声帯は持ち合わせていない」と明らかに人類を見下す発言をしています。そのため「バルバル」「バロッサ」というような鳴き声しか発しません。

戦闘面ではこれまでに奪った武器を使います。

一つの武器が弾き飛ばされれば別の武器を用意という風に戦いますが、所詮は盗品であるためその武器本来の使い方を熟知していない様子がみられました。

ゼットとの戦闘では誤ってサーベル(もちろん盗品)が建物に刺さってしまいなかなか抜けないなど、元々の所有者なら難なく突破できるトラブルに見舞われていました。※この際明らかに「抜けない!」と発していました。おい下等生物の言語は使わないんじゃなかったのか?

他に、キングジョーを取り戻す際も「キングジョーの最終起動装置だと思わせたただの弁当箱」という、本来の所有者の宇宙人であれば絶対に看破できたハッタリに騙されたりと、武器を奪うことだけでその使い方を熟知したような「表面上だけで満足」というような性格がみてとれます。

追いつめられると「相手に砂かけ攻撃」「石を投げつけてけん制」とバド星人を彷彿とさせる手段もとります。

一応略奪行為がメインであるため劇中では「無意味な破壊を好まない」という発言をしていましたが、用済みとみなした女性隊員を殺害しようとしたり、荒々しい戦闘や卑怯な手段など所詮はただのゴロツキという印象です。

宇宙海賊という肩書から一転コミカルな姿が多く、一部では「令和のバド星人」なんて言われています。

※余談ですが卵生の種族らしく、一度に一万個の卵を産むそうです(〇キブリかな?)。必然的に人口が爆発的に増える種族であるため、件の海賊行為も「他から奪わないと生きていけない」という事情からの手段かもしれません。

というわけで人の物を奪って自分の物のように振舞うバロッサ星人の場合は「外見にこだわる」タイプでしょうか?

見た目や持ち物を気にし、美しくなければいけない・良いものを身につけていないといけなくなり、見た目から偽りの自分を作り上げてしまうといったところでしょう。

 

 

まとめと考察:二大宇宙人からみた一つの性格と学ぶべきこと

言動と行動が不釣り合いな宇宙人を紹介しました。

どちらもプライドが高い印象を受けましたが、一言で表すならばどちらも「虚栄心が強い」ということでしょうか?

『虚栄心…自分を実質以上に見せようと意地をはることであり、周囲に自分をすごい存在と思わせたいがために大げさな行動で見栄をはること。』

バド星人もバロッサ星人も、尊大な肩書や重厚な装備によって自信を大きく見せようとする傾向がみてとれます。

彼ら(?)だけではないですが、こういった虚栄心が強い人はたくさんいると思います。

まさに自分の身の丈以上のアピールをしてしまうということなんですが、これはどこから来るものなのか?

それは「自分の自身の無さ」から来るものではないでしょうか?

宇宙人で例えると、

バド星人…セブンとの死闘からも分かるように、これといって特徴的な技を持っているわけではなく(メリケンサックくらい?)、ほぼ肉弾戦。でも対して強くなくセブンの圧勝。

バロッサ星人…人口は多いけど種を象徴するような武器を持っていない。だから他者から奪うことでしか戦力を増強できない。

コンプレックスが強い分、ビックマウスによって自身を大きく見せたり他人の力を自分のもののように扱ってしまっています。

冒頭で話した「自分の良い部分を見せる」という行為も、全員ではないにしろ自分に自信がない人が行ってしまうことではないのでしょうか?

SNSで納得のいく一枚を投稿するために自撮りを繰り返したりとか、昨日TVで知った情報量の少ない話題を自分の知識のように周囲に語ったりとか…。※後者は僕もやってました。

それが良くないことというわけではないのですが、こんなこと繰り返してるとどこかで惨めな気分にあるんですよね。

で、その虚しさを埋めるためにまた偽りの自分を見せようとする。するとまた虚しさが大きくなる。

悪循環ですよ。

ではこの虚栄心を無くすにはどうすれば?

「周りと自分を比べる必要がないということに気が付く」「自分を受け入れる」を行えば良いんじゃないでしょうか??

競争社会な今の世の中。どうしても周囲を気にしたり、周囲の目が気になってしまうことが多いです。

でも客観的に見てみると、君が思うほど周りは君に興味がないんです。

それに気が付くことができれば偽りの自分を作り続ける必要はないんじゃないでしょうか?

だって作ったところで誰も見ていないんだもん。ならば余計な労力を消費する必要がなくなるじゃないですか。

あとは自分を受け入れる。

僕もブログ始めた当初は、オシャレ路線に走ろうとしたり唯一無二を目指して独創的なネタを作ろうとしました。

でもどこかで「何か違う」って気持ちが芽生えて中途半端で終わっちゃってブログの更新も滞ってしまいました。

でも今は思いっきり趣味路線に走った記事を書いています。これが楽しいのなんの!

仕事と並行しながらの作業なのでスムーズさに欠けてしまいますが、自分の好きな話題+自分の正直な感想を書いているので全く苦ではありません。

自分のプロデュース方法に悩んでいる方、まずは自分の得意な分野で勝負してみてはいかがでしょうか?

良く見せることも大事ですが、あまり誇張しすぎると自分にも周りにも嘘をついてしまいます。

昭和と令和の二大見栄っ張り宇宙人のバド星人とバロッサ星人。

この二人からは「自分に自信を持とう」という反面教師的メッセージが含まれていたのではないでしょうか。